「三好」 阿武の鶴酒造
今回は以前に投稿したの若手の蔵元の話に関連して、
「三好」醸造元・阿武の鶴酒造のご紹介を。
3月から取り扱いをはじめました「三好」。
人気があり、早々に売切れてしまい、入荷した3アイテムともすぐに完売してしまいました。
そんな当店の人気商品ですが、実はこの蔵なんと昭和58年から休蔵していた酒蔵。
蔵は山口県の日本海に面した、海と山に囲まれた自然豊かな阿武町にあります。
その蔵を34年ぶりに復活させたのが跡継ぎの三好隆太郎さん、33歳の若手蔵元です。
三好さんは蔵を継ぐ前、6年間で5ヶ所の酒蔵で酒造りを経験し、満を持しての自分のお酒を醸すことに。
そして平成28年2月より同県の「東洋美人」醸造元・澄川酒造でタンク4本分の仕込みから造りを再開しました。
「三好」の名前の由来は名前だけではありません。
三好さんいわく「三」という数字は日本酒造りにおいて大切な数字だとか。
日本酒の基本である麹・米・水の「三」。
蔵としての売り手・買い手・世間の「三」。
「三好」の「三」にもそんな想いを込め、ラベルの「三」のそれぞれの棒は「1」を重ねたものになっていて、
ラベルのくり抜いて形どられた滴は、一滴ずつ最後まで楽しんでいただけるようにとの想いを表しています。
日本酒を造る麹・米・水を一つ一つ丁寧に仕込み、
それらの原料を最大限に活かせるよう米・酒・人の対話を大切に、
そしてこのお酒を通じて人と人とが繋がることができるようなお酒を醸す。
そんな想いで造られたお酒。
本年度からはついに自らの蔵で醸造したお酒がリリースされました!
「三好 純米吟醸 GREEN」
是非ご賞味ください!
https://yamanaka-sake.jp/store/products/detail.php?product_id=1925
※現在初回入荷分が売り切れてしまいましたが、8月初旬に再度入荷予定です。