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日本酒レビュー『東北泉 雄町純米 辛口』

全国には飲んだことが無い地酒がまだまだ沢山ありますが、

此処では今まで山中酒の店で飲んだ日本酒の中で、特に印象に残っている

日本酒を紹介したいと思います。

 

シリーズ第四弾のお酒は山形県にある『高橋酒造店』さんが造られている

 

東北泉 雄町純米 辛口

 

程よい酸味と丸い旨味のバランスが良く、非常にまとまりのある

落ち着いた味わいとなっています。

岡山県産雄町を使用し、米の旨味を引き出したこの純米酒は

冷酒から燗酒まで幅広い温度帯で楽しむことができます。

 

 

辛口酒と書かれているので、実際に他の辛口酒何種類かと

飲み比べをしてみました。

 

『東北泉 雄町純米 辛口』を飲んでみて感じたのは

舌にくる辛さはそこまで感じませんでしたが

他の辛口酒と比べて口に含んだ際の滑らかさや

雄町の米のふくらみを感じる事ができました。

 

また、口に含んだ際の丸みや穏やかな口当たりは一瞬これは辛口なのかな?

と思わせるのですが、後からほのかに辛味を感じることができました。

 

辛口とラベルに書いていてもそのアプローチは日本酒の数だけあり

その点、東北泉のこの純米酒は優しく、徐々に伝わる辛さという感じがします。

旨味辛味が滑らかな口あたりで伝わってくる

とてもバランスが良い酒だと感じさせてくれる純米酒です。

 

 

個人的にはこのお酒は冷酒よりもぬる燗くらいが丁度良かったです。

雄町の米の旨味がぬる燗にするとさらに開いて味わいも一層深く、

口当たりもより滑らかで、料理との相性も素材を問わず

なんでも合わせやすい定番酒になるかと感じました。

 

飲食店でよく売れる人気酒な理由がよく分かる味わいでした。

冷酒から燗まで日本酒の味わいの豊かさを知るにはとても良い一本です。

 

オンラインでも買えるので呑んだことない方は是非一度、お試しください。

 

 

 

 

 

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