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若者の酒離れ

「若者の酒離れ」

最近よく聞くこのワードですが、とあるニュースを見て僕は驚愕しました。

そのニュースによると20代のうち、「週に3日以上飲酒する習慣がある」のは

男性 18.0%

女性 8.8%

なのだそう。

ええっ!?ってなりませんか?僕の20代なんてほぼ毎日飲んでました。週5で記憶が無かったとかあります。

今の若者がお酒を飲まないってのは聞いてましたが、僕の周りの若者はけっこう飲んでるので、

あまり実感が無かったですが、こうやってデータを見るとやっぱり酒離れは進行してるんですねぇ。

さらに「飲まない」「月1~3日」とお酒を飲む習慣が無い人は男性で46.4%、女性では60.8%にもなります。

酒業界は今後どうなっていくんだろうと少し不安になります。

 

では日本酒に限っていえばどうなのか?

昨今日本酒ブームだなんだとけっこう盛り上がっていますが、実は生産量は減少傾向。

今全国の日本酒の出荷数量は300万石を切っているそうです。

大きい数字でわかりにくいですが、これはピークの昭和40年代後半の38.5%にしかすぎません。

一般的な酒販店もどんどん減少傾向にあり、今は日本酒を一番販売しているのはスーパーなのだそうです。

うーん、もっと頑張らないと。

でもやっぱりスーパーが取り扱えないような小さな蔵のお酒をしっかりと販売する酒販店も必要です。

お酒をしっかり理解して、提案して、納得して購入してもらう。飲食店さんも個人のお客様にも。

日本酒を販売するのは小売というよりもコンサルティングに近いものがあるんじゃないかと僕は常々思ってきました。

僕自身も経験した「本当に美味しい体験」を共有してもらう。

そのために僕自身がもっと勉強して、より良い提案、より詳しい提案を。

世間の若者よりまずは身近な方に体験を提供したい。

その繰り返しを続けていつか世間の若者も飲酒の習慣がつけばいいかな。

一億総「一日一合」を目指して。