第二回やまなか日本酒講座「大倉」
2015年10月18日(日)
佳酒真楽さかふね2階にて『第二回やまなか日本酒講座』を開催いたしました。
ゲスト講師には、「大倉」を醸す大倉本家@奈良県香芝市の蔵元杜氏 大倉 隆彦氏をお招きしました。
まずは山中酒の店のニューフェイスでもある「大倉」と「大倉本家」の紹介から。
そしてお話の中心は、「大倉」といえば語らずにいられない山廃仕込みと水もと仕込みの「濁酒」へと移りました。
速醸・山廃・生もとの違いと、なぜ「大倉」が山廃仕込みにこだわりを持つのか。
酒母造りの原型である「水もと仕込み」の仕込みについて。
などなど、約1時間と短い間ではありましたが、主に酒母の違いや特徴についてのお話をしていただきました。
その後は、大倉本家の6種類のお酒を試飲しながらの懇親会です。
完売している今年の春仕込みの「濁酒」を特別にご用意していただき、
その他にも火入れ、生原酒、生熟成酒、ひやおろしなど多彩なお酒を冷酒、常温、燗酒を様々なアプローチでお楽しみいただきました。
各々大倉隆彦氏に質問をしながら、和気あいあいと楽しんでいただけていたように思います。
当日はたくさんのお客様にご聴講いただき、誠にありがとうございました。
【当日の出品酒】(写真1枚目の手前より)
・金鼓 伝承水もと仕込み『濁酒』 春仕込み 26BY