正直に言ってしまうと見た目がすでに食いしん坊。
取材でも食べること、飲むことの話しているときはやっぱり楽しそうで、
そこから美味しいものに携わる仕事に就くのはごく自然なことのように思えます。
いつも笑顔でのさながら福の神のような店主がいる「日本酒　福」。
大阪天満宮のすぐそばなので、何かにつけて行ってみて下さい。

季節のあて8種盛り	店主を心酔させる奈良の今西酒造・三諸杉

日本酒との出会いは？

食べること、飲むことが好き。 ここからスタートして、色々と飲み歩いているうちに美味しい料理、美味しいお酒との出会いがたくさんあった。 そのたくさんの出会いを経てこの世界に入ろうと気持ちが向いていきました。日本酒に出会ったのは24歳の頃。飲み歩いていると様々な美味しい日本酒との出会いがあった。 そんなときに京橋の居酒屋で初めて飲食店で働きだし、日本酒を担当させてもらい、さらに沢山の日本酒に触れる機会をもらい、益々日本酒にハマっていきました。

 

山中酒の店在職中エピソード

Q. 山中酒の店を知ったのは？

日本酒が好きで、飲み歩いたり、酒屋に酒を買いにいったりしていると山中酒の店に出会いますよね～

Q. なぜ入社を決められましたか？

日本酒に特化しつつ、料理もしっかりとやっている。それを知っていた上でスタッフを募集しているのを見たのでまずは応募しました。 いざ面接になったときです。僕は山中酒の店主催のお酒の会にちょくちょく参加していたのですが、そのときに良く来ている日本酒好きのおじさんがいました。 面接をしてくれたのはそのおじさん。実はその人こそ山中社長だったんです（笑） お互い顔だけは知っていたので、びっくりしましたね。

Q. 修行期間はどれくらい

約７年。花見のシーズンの春に入社したのを覚えています。

Q. 修行時代の苦労したこと。良かったこと

まず慣れるまで早朝の市場への買い出しが辛かった。朝が苦手で遅刻することもしばしばありました。 でも、この市場での仕入をすることがとても重要だったと今では感じていて、 独立してから市場で何を仕入れたらいいのかなどの仕入能力や市場の人との繋がりを身につけたのは独立してからも活きていて、すごく良かったです。

 

「日本酒　福」について

Q. お店の名前の由来は？

「福」この旧字の福は左の示が神様にお酒を献上する台を表し、右の部分がそのお酒を入れる壺を表しています。そんな意味からお客様にお酒を献上して、お酒を通じて幸せを感じてもらえたらという想いから「福」という字を使おうと思いました。 最初は福という字をどう使おうか考えていました。あるとき偶然に縁起の良い「洗い銭」を拾ったことがきっかけで、そこに書いてある四文字と同じく、「日本酒　福」の四文字に決めました。 実はこの洗い銭が日本酒　福のロゴにもなっています。

Q. お店のこだわりを教えてください。

お酒がすすんで仕方がないほど美味しい酒肴、酒肴が止まらなくなるくらい美味しいお酒、この2つを用意していることが一番のこだわりです！ また福井県南部の出身なのでお酒を飲んでいただくグラスは越前塗り、酒肴を食べていただく箸は若狭塗りのものをご用意しています。福井のローカルなお酒も飲めますよ。

Q. お料理についてのこだわり

料理は全て手作りで、他では食べられない一風変わった酒肴も用意しています。 お酒に合う、あてとしてのオリジナルチーズケーキもあります！ またそういったお料理に合うように、お酒についても少し変わったお酒を置いていることもあるので、店主に是非聞いてみてください。

Q.「日本酒　福」の店主として心がけていることをお客様へ伝えて下さい！

心地の良い空間を創ることを心がけています。 入り口からは分かりにくいのですが、天井が高くて窮屈さが無いので開放感を感じれるお店です。 なのでゆったり、ゆっくりとお料理とお酒を楽しめるかと思います。 気軽に“リラックスしに”飲みに来て下さい！

お店の基本情報

開店日	2017年2月19日
営業時間	17:00～24:00
定休日	月曜日
座席数	カウンター8席　テーブル席6名様　1つ
客単価	4,000～5,000円
コース料金	3品1,500円　｜　6品3,500円
一品	300円～
地酒	300円～（90ml）　｜　常時40～50種
その他	〇予約｜不要（席数が少ないため予約するのがオススメ）　〇駐車場｜無　〇喫煙｜不可　〇クレジットカード使用｜不可
住所	大阪市北区天満4-16-5　あじしんビル1F【googlemapはこちら】
最寄駅	大阪市営地下鉄「南森町」駅　徒歩5分 JR東西線　「大阪天満宮」駅　徒歩2分
TEL	06-6809-3145
HP	https://www.facebook.com/sakamoriainaru