地方銘酒専門店 山中酒の店の豊富な店舗在庫からお届けします

山中酒の店

日本酒とお食事 はちどり

店主の真弓さんは天真爛漫で何事にも前向きに猪突猛進。
一方旦那さんの佑介さんはそんな奥さんを支えるしっかり者。
違った2人ですが一緒なのはいつも笑顔なこと。お客さんも話しかけやすい。
そんなご夫婦ならではの「アットホームでふんわりとした雰囲気」のお店。

日本酒とお食事 はちどり2

手前:伊勢赤鶏の自家製手羽先燻製
右:村さんのいそぼらと朝掘りたけのこの地酒煮
奥:大和牛ホルモンのおでん

日本酒とお食事 はちどり3

蒸し燗!?ってなった方は是非行ってみて下さい。
楽しい体験が待ってます。

ボイス
日本酒とお食事 はちどり4
お料理(飲食店)を始めようと思われたきっかけは?

元々お母さんの手伝いなどをしていたこともあって、子供の頃からお料理は好きでした。
初めて仕事として料理に接したのは高校一年生。お弁当屋さんでアルバイトをしたときです。
それから一般企業に就職し、OLを経て、小料理屋で働くことになりました。
このときに「こんなお店を自分でもやりたいなぁ」という気持ちが芽生えました。

山中酒の店在職中エピソード

Q. 日本酒との出会いは?

実は日本酒に対して悪酔いするなどの嫌なイメージしか無くて、飲むのを避けてたんです。
そんな中行きつけのお店のママにすすめられて飲んでみると、旨味があり味わい深く、とても美味しくて驚きました。
そのとき飲んだ日本酒が美味しくて、将来日本酒を使ったお店をやろうと自然に思いました。

Q. 山中酒の店に入社する前にしていたことは?

働いていた小料理屋では料理のお手伝いや調理をしていましたが、「もっと技術を身につけたい」と思い辻調理師專門学校にいこうと決意。
30歳から専門学校に通うという決して早いスタートではなかったのですが、お父さんの後押しもあり入学しました。

Q. 山中酒の店を知ったのは?

辻調の先生から「日本酒の店をやりたいなら山の中へ行け」と言われて。
最初は「何を言ってるんだろう??山の中に何かあるのかな??」となりました。

Q. なぜ入社を決められましたか?

辻調の先生に連れられて食べてに行ったお店が「十割そば やまなか」というお蕎麦屋さんで、「山中酒の店」の直営店だったんです。
しかもたまたま数日前に「まゆのあな」という別の「山中酒の店」の直営店にアルバイトの面接に行ってたんです。
その話をお蕎麦屋さんでしたら、すぐアルバイトという形で働くことになり、すごいタイミングだなぁと思いました。
そのときに店長をされていたのが、同じ女性の海野さん。「私も頑張って海野さんみたいに!」という憧れから入社を決めました。

Q. 修行期間はどれくらい?

約五年。
色々あったし、思い出も多いけど、振り返るとあっと言う間でした。

Q. 修行時代の苦労したこと。良かったことは?

約五年。
初めは日本酒を覚えることが大変。こんなにたくさん蔵があるってことを知ったし、 最初は漢字を何て読むかもわからなかった。
またアルバイトしていた昭和町のそば屋さんに社員として配属になったときも、蕎麦の打ち方から苦戦しました。
でもそんなたくさんのわからないことも先輩が教えてくれて、仕入れの仕方、市場の人とのつながり、生産者さんとのつながり、蔵元とのつながり、全部山中酒の店で身につけさせてもらいました。
特に最後まで受け持ちだった「へっつい」では、社長と長く仕事をさせていただき、料理・日本酒ともに大変勉強させてもらいました。
でもやっぱり一番の良かったことは、いっぱいお酒が飲めたことです!(笑)

独立するときの話

Q. 独立を決められてからの苦労話や感想

都島という土地鑑の無い知らない地域でやることがまず不安でした。
でも今思い返すと一番大変だったことは、店のオープン準備でした。
居抜きで入ったのですが、店の構造や店構え、厨房の造りなど、100%理想とするものではなかったので、そこを使いやすく、自分らしさを出すということが大変でした。
でもそれはそれで楽しかったんですけどね♪

Q. この場所に決められたのは?

今、東京で営業されている「Kimpai Tokyo」のオーナー夫妻が、山中酒の店の「へっつい」で働いているときにご来店されて、親しくさせていただきました。
私も「金盃」さんに通っていて、空気感・居心地の良い店と感じていました。
東京に移転するので店を閉めるという話で、物件の後を継ぐ方を探していたので、「このタイミングだ!」と思い、手を挙げました。

「日本酒とお食事 はちどり」について

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日本酒とお食事 はちどり6

Q. お店の名前の由来は?

「ハチドリのひとしずく」という絵本が由来です。
ap bank fes というライブでのワークショップでグッズとしてこの本を買ったときに、
その本の中にあるハチドリの「私は私にできることをしているだけ」という言葉に惹かれ、
「日本酒とお食事 はちどり」に決めました。
その初心を忘れないように名刺の裏にもこのエピソードをいつか大好きなミスチルの桜井さんに話そうと、ご来店をずっと待ってます!

Q. お店のこだわりを教えてください。

山中酒の店で学んだ「食中酒」という考えから、私なりに導き出した優しい料理と 優しいお酒(できれば燗酒)がこだわりです。
ゆるゆる、だらだら呑めるお店がいいですね。
そして日本酒にしっかり向き合うために、毎年酒蔵見学に行くようにしています。日本酒をどう美味しく飲むか考えて、日本酒の蒸し燗をしたり、樽酒もやってます。
まだまだ勉強して、良い物は取り入れていきたいと思っています。

Q. お料理についてのこだわりを教えてください。

基本を大事に。応用は基本があってこそだと思っています。
その上で食材にこだわること。自ら足を運び生産者の方とお話をして、納得のいく食材を仕入れています。
また毎日、市場に行って仕入れた鮮魚、土佐備長炭を使った炭火焼きなどもご用意していますし、何より一番のこだわりは「だし」。このこだわりのだしを使ったおでんとラーメンを年中ご用意していますので、是非食べてみてください。

Q. 相方さんを紹介してください。

お酒の銘柄でどの温度帯が良いか考えて、愛情を持ってお燗をつけてくれます。
何より笑顔が素敵で、お客さんからは「良いダンナを見つけたね」って言われます♡

Q. 大切にしていることは何ですか?

常に二人とも笑顔でいること。ご年配の方、女性のお一人様、若い方のグループ、家族連れなど年齢層が幅広くご来店いただくので、様々な方が居心地良く、気軽に飲める、そんな居心地の良さを作るために、笑顔を大事にしています。

Q. 最後にお客様に伝えたいことお願いします

真弓 少し時間がかかるかもしれませんが、1つ1つ丁寧に想いを込めて料理を作っています。
まだまだ未熟な二人ですが、お客様と共に成長していけるお店にしたいと思っていますので、よろしくお願いします。

佑介 日本酒初心者の方、日本酒があまり得意でない方でも、チャレンジしても大丈夫なよう、精一杯努めていきます!

お店の基本情報

› 開店日2015年5月25日
› 営業時間17:30~24:00 (LO 22:30)
› 定休日水曜日(日曜日不定休あり)
› 座席数カウンター 7席 テーブル6席×2 2席×1つ
› 客単価4,000~5,000円
› コース料金応相談(予約時にお申し出ください))
› 一品380円~
› 地酒350円~(100ml) | 日本酒 常時50種類程度
› その他〇予約|不要(席数が少ないので予約がベター) 〇駐車場|無 〇喫煙|不可 〇クレジットカード使用|不可
› 住所大阪市都島区都島北通1-20-2
【googlemapはこちら】
› 最寄駅大阪市営地下鉄「都島」駅 5番出口 徒歩5分
› TEL06-6929-8107
› HP